ITU-T FG AN対応アドホック(AN-AH)の委員募集について
TTCでは、2020年12月のITU-T SG13会合において、新FG:Focus Groupとして、「自律型ネットワーク」の検討を行うFG AN:Autonomous Networkの設置が合意されたことを受け、FG AN対応アドホックを設置し、さまざまな議論や関連情報の共有を図ることになりました。自律型ネットワークやAIに関係している、或は、ご興味・ご関心のある皆様の参画をお待ちしております。
1.アドホックの名称
FG AN対応アドホック:AN-AH(委員会コード:9070)
2.アドホック設置の経緯
FG ANの研究目的は、AIを活用して、ネットワーク構成を含むプロビジョニング、障害対応やアプリケーション側AIとネットワーク側AIとの協調動作によるサービス提供時のUser experience向上の可能性等の検討にある。
FG ANは、表1に示す、3WGで構成されている。
表1 FG ANのWG構成
WG |
テーマ
|
---|---|
1
|
Use Cases and Requirements Analysis
|
2
|
Architecture and Core Technical enablers
|
3
|
Proof of Concepts
|
FGの設置期間は、1年であるが、検討状況により、FGメンバの提案により、活動期間が延長される場合がある。(原則、最長2年)
本FGは、楽天Mobileの提案で設置され、議長は、Leon氏が務め、第1回会合は、2021年2月2~4日に開催され、第2回会合は、4月13~16日に開催された。
ANは、今後のネットワークの在り方を考える上で重要なテーマであり、以下2点の理由から、アドホックを設置することとした。
- 現状、FGの活動期間が1年間の時限設置であることから、常設の体制ではなく、アドホックとした。
- ANはAI利活用に関する検討でもあり、各専門委員会内においてもAI利活用についての検討が行われていることから、情報共有の観点で、専門委員会、部門の枠を超えたアドホックとすることで参加の容易性を確保する。
3.アドホック参加のポイント
アドホックの参加条件/運用は、以下を考えている。
- 活動期間:2021年5月~2022年3月末
(FGが延長された場合、適宜、アドホックの延長を検討する) - 活動目的:
- FGでの情報収集と共有
情報共有の対象は、FG内の全WGとする - 必要に応じて、FG提出寄書の情報共有を含む
FGへの寄書であることから、寄書審議は行わず、情報共有にとどめると共に、寄書完成度の向上を目指した議論を行う
- FGでの情報収集と共有
4.アドホック委員の募集
参加資格としては、TTC会員に登録されていることを条件とし、TTC会員の皆様につきましては、TTC窓口ご担当様よりTTC委員登録変更様式にて登録申請をお願いいたします。(詳細は、TTC会員の皆様へをご覧ください。)
FG AN対応アドホック:AN-AH(委員会コード:9070)
本アドホック参加にあたり、新たに会費は発生しません。
現在TTC会員以外の方につきましては、下記お問合せ先へご連絡をいただけるようお願いいたします。
TTC会員入会の詳細につきましては、入会のご案内を参照ください。
5.アドホックの開催
AN-AH 第1回会合は、2021年5月ごろの開催を予定しております。
委員登録いただいた方へは別途、メール連絡をさせていただきます。
6.お問い合わせ先
お問い合わせなど、下記の事務局担当までご連絡ください。
【連絡先】TTC事務局担当:岡本
E-mail:y.okamoto@s.ttc.or.jp 電話:03-5776-7792