量子通信におけるQKD関連フレームワークの勧告草案の合意(Network Vision専門委員会)
TTC Network Vision専門委員会の審議を経て、ITU-T SG13 6月会合(2019年6月17~28日@Geneva)に日本が積極的に推進してきた、量子通信におけるQKD(Quantum Key Distribution:量子鍵配信)関連の勧告草案(Draft Recommendation ITU-T Y.3800 (Y.QKDN_FR):Framework for Networks supporting Quantum Key Distribution(量子鍵配送をサポートするネットワークのフレームワーク)が合意(consent)されました。
今後、AAP(Alternative Approval Procedure:代替承認手続き)の勧告承認手続きにより、4週間のラストコール(Last Call:最終コメント招請)を経て、コメントを受け付け、次回SG13会合までにコメント解決を行った後、勧告は承認されます。
提案から約1年で、勧告草案が完成したことは、勧告草案提案の関係者の皆さまの大きな成果であり、ITU-Tの検討が速やかに行われた実績として評価されます。