TTCオンラインWorkshop「第5回ITU AI/ML in 5G Challenge Japan Round受賞者によるAI活用研究の発表について」開催報告

  ITU-T主催で5G通信へのAI活用に関する研究と実践の2024 ITU AI/ML in 5G Challengeが世界各国からの課題提示で実施されています。(ML: Machine Learning)

  日本では、2024年から電子情報通信学会 通信ソサエティRISING研究会とKDDI総合研究所が共同で運営しており、課題（Estimation of Site-specific radio propagation loss／Site specificな電波伝搬損失の推定）を設定し、11月1日まで提案募集が行われました。（https://challenge.aiforgood.itu.int/match/matchitem/96）

  本Workshopでは、総務省 総合通信基盤局 電気通信技術システム課長 五十嵐 大和 氏、ITU TSB 局長 尾上 誠蔵 氏より開会挨拶をいただきました。続いて、東京大学 中尾 彰宏 氏よりRISING研究会とITU  AI/ML Challengeについてご講演いただきました。その後、KDDI総合研究所 竹澤 和輝 氏より課題の内容および選考結果のご説明後、提案された中から上位3チームの発表が行われました。最後に、TTC 岩田 秀行 専務理事より、受賞者への表彰状と副賞の贈呈と共にFinalでの健闘を祈念する旨の挨拶が行われ、盛況の内に閉会しました。

  積極的な質疑が行われ、有意義なWorkshopとなりました。ご講演いただいた方々並びにご視聴いただきました皆様、誠にありがとうございました。

尚、12月にITU主催で各課題の受賞者でのプレゼンが予定されています。
  （https://aiforgood.itu.int/about-ai-for-good/aiml-in-5g-challenge/）

    ※本Workshopの後日配信並びに、資料の公開はございません。

開催概要

プログラム

司会：東京大学 中尾研究室 標準化アンバサダー 西尾 美哉 氏

セミナーの様子