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TTCオンラインセミナー「Workshop on Digital Health Data Exchange」開催報告

  WHO(世界保健機構)によれば、コロナ禍をきっかけにして世界的に医療のデジタル化が進んでいます。その中心的な役割を担うのが、電子カルテなどを含む健康や医療に関する電子データです。IoTや次世代通信技術の普及、メタヴァースやAI技術の発展により、電子データの重要性は急速に増しています。ITUでは従来よりICTを使った電子健康データの応用に関する標準化を進めてきましたが、特に最近はWHOを始めISOやHL7などの医療健康データ国際標準との連携を強めています。そうしたことを受けて、本セミナーでは、ITU-T SG16Q28(digital health)やTTCマルチメディア応用専門委員会で議論している医療情報に関する取り組みや最新技術動向を紹介いたしました。

  ご講演いただいた方々並びにご視聴いただきました皆様、誠にありがとうございました。

開催概要

開催日時 2024年8月28日(水)13:30~17:05
開催方式 オンラインセミナー(Zoom)
主 催 一般社団法人情報通信技術委員会(TTC)
参加者数 75名

講演動画・資料

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プログラム

司会:ITU-T SG16 rapporteur Masahito KAWAMORI

時刻 講演内容 講演者
13:30~13:40
Opening
Hideki Yamamoto
(Vice Chair, ITU-T SG16)
13:40~14:10
Standards for Digital Health and Health Data Exchange at ITU
Masahito Kawamori
(ITU-T SG16 rapporteur)
14:10~14:40
HIT and IHE activities in Korea
 
Hyoungho Do
(HealthAll Inc.)
14:40~15:10
HL7 FHIR Activities in Japan
Yasunari Shiokawa
(Vice President, IHE Japan)
15:10~15:40
Standardizing service models for health data platform
Sung-hei Kim
(ETRI)
15:40~16:10
Digital health information exchange for occupational health and safety
Kyoungjae Sun
(ETRI)
16:10~16:40
Status of standardization technology development at IEC
Hirokazu Tanaka
(Hiroshima City University) 
※ビデオ講演
16:40~17:00
Panel Discussion
Moderator. M. Kawamori
Panelists:Speakers
17:00~17:05
Closing
Hideyuki Iwata
(President, Director-General, TTC)

セミナーの様子

左から 塩川 康成 氏、川森 雅仁 氏、山本 秀樹 氏、Mr. Hyoungho Do、Mr. Kyoungjae Sun、Ms. Sung-hei Kim
左から 塩川 康成 氏、川森 雅仁 氏、山本 秀樹 氏、Mr. Hyoungho Do、Mr. Kyoungjae Sun、Ms. Sung-hei Kim