CEATEC 2019コンファレンス「AIを活用したネットワークの進化と今後の展望」開催報告
一般社団法人情報通信技術委員会(TTC)は、2019年10月15日(火)~ 18日(金)に開催される総合展示会「CEATEC 2019」において、「AIを活用したネットワークの進化と今後の展望」と題し、セミナーを開催しました。
本セミナーでは、5G/IoTとAIの活用による、産業や社会インフラ変革への様々な可能性と、フォーラムにおける、ネットワークの運用/管理へのAIの適用検討の最新動向についてご講演をいただきました。
ご講演いただいた方々並びにご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
開催スケジュール
開催日時 | 2019年10月18日(金)14:00~16:30 |
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開催場所
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幕張メッセ 国際会議場3F 301会議室
https://www.m-messe.co.jp/access/ |
主 催 | 一般社団法人情報通信技術委員会(TTC) |
参加者数 | 約190名 |
講演資料
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プログラム
司会:早稲田大学 稲田 修一 氏
時刻 | 講演内容 | 講演者 |
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14:00~14:05
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開会挨拶
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一般社団法人情報通信技術委員会
代表理事専務理事 前田 洋一
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14:05~14:45
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AI/IoT活用によるネットワークの進化とその将来展望
今後のICT産業社会構造は大きく変革することが予見されている。特に情報通信基盤技術は、5Gなど移動通信の進化や自営網の発展により、通信サービスの提供主体が多様化する「情報通信の民主化(Democratization)」が進展する。情報通信の民主化を支えるソフトウェア化は網内機械学習・AIの利活用や地域創生におけるIoTに適した低コストの通信基盤技術が発展する。本講演では、社会と技術変革が進む中で、今後のネットワークの進化、およびその将来展望を議論した。
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東京大学 教授
中尾 彰宏 氏 |
14:45~15:25
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ネットワークにおけるAI適用の実現とその課題解決に向けた展望
通信機器は、伝送理論や伝搬理論等の「通信におけるドメイン知識」に基づく演繹的アプローチによりこれまで進化してきた。近年この取り組みだけでは限界が見え始めており、昨今のAI技術の進展とも相まって「通信ドメイン知識×AI技術」による、帰納的要素を加えた新しいアプローチによる進化の方向性が見えつつある。
本セミナーではこの流れを踏まえ、ネットワークにおけるAI適用の実現とその課題解決に向けた展望を概説した。
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日本電気株式会社
システムプラットフォーム研究所 所長
津村 聡一 氏
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15:25~16:05
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TM ForumにおけるAIを活用したネットワーク運用・管理の検討動向
5G、IoT、B2B2Xモデルが広がり、多様なサービスを滞りなく提供するには、ネットワークにおける自己最適化や自己修復などAIを活用した運用・管理が重要となる。そのため、テレコムオペレーション標準化団体のTM Forumでは、テレコム業界でのAI活用を検討している。本講演では、TM ForumにおけるAIを活用したネットワーク運用と管理に関する標準・ベストプラクティス・検証などを紹介した。
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エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
ネットワーククラウド事業本部
ソリューション営業部 担当課長 新井 利幸 氏
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
ネットワーククラウド事業本部
ソリューション営業部 水野 清貴 氏
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16:05~16:25
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質疑応答
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16:25~16:30
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閉会挨拶
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早稲田大学
稲田 修一 氏
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