TTCセミナー「最先端脳情報を活用した標準化の今とこれから」開催報告
ITU-T H.861.1として標準化された脳健康指数(Brain Healthcare Quotient)BHQは、脳の状態を、MRIなどの画像情報をもとに算定し、脳の状態を健康管理等に、より広い分野で利用することを可能にするものです。ITU-T H.861.0として勧告化されたマルチメディア脳情報プラットホームの枠組みの一環として、社会の様々な場面で脳情報を活用し、社会を活性化することを目指した標準です。この標準を利用して、生涯現役を実現する脳の健康を実現することを大目標として、民間企業が、製品やサービスの研究開発やビジネスモデルの開発などができるような枠組みを考えるために結成されたのが、BHQコンソーシアムです。
今回、この標準化に関わった、元ImPACTのメンバーを中心に、標準の内容とその応用などについて講演いただき、BHQコンソーシアムの構成員各社の取り組みについて、発表しました。
ご講演いただいた方々並びにご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
開催スケジュール
開催日時 | 2019年7月30日(火)15:30 ~ 17:00 |
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開催場所 |
一般社団法人情報通信技術委員会(TTC) 2階 A・B会議室
東京都港区芝公園1-1-12 芝公園電気ビル【MAP】 |
主 催 |
一般社団法人情報通信技術委員会(TTC) マルチメディア応用専門委員会
BHQコンソーシアム
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参加者数 | 80名 |
講演資料
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プログラム
司会:慶應義塾大学 川森 雅仁 氏
時刻 | 講演内容 | 講演者 |
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15:30~15:35
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開会挨拶
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総務省 通信規格課 国際情報分析官
戸田 公司 氏
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15:35~15:45
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認知症対策とイノベーション
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経済産業省
ヘルスケア産業課 課長 西川 和見 氏 |
15:45~15:50
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脳情報とeーヘルスの標準化
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慶應義塾大学特任教授
川森 雅仁 氏 |
15:50~16:00
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BHQのこれまでとこれから
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元内閣府ImPACTプログラム
山川 義徳 氏 |
16:00~16:15
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BHQの基礎
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筑波大学
根本 清貴 氏
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16:15~16:30
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脳健康指数とQoL管理の可能性について
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京都大学
國分 圭介 氏
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16:30~16:55
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パネル討論:BHQコンソーシアム紹介
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コクヨ株式会社 植田 隆 氏
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 村山 宣人 氏 株式会社松栄堂 畑 元章 氏 BHQコンソーシアム事務局 島津 秀雄 氏(司会) |
16:55~17:00
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閉会挨拶
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一般社団法人情報通信技術委員会
代表理事専務理事
前田 洋一 |
17:00~ |
意見交換会
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