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ITU主催AI/ML in 5G Challengeの日本ラウンドの紹介ウェビナー(日本語)案内(7/20開催)

  2022年7月6日(水)16:00 ~ 18:00(日本時間)に第3回目の開催となるITU主催のAI/ML in 5G Challenge の日本ラウンドの紹介と課題説明のウェビナーが実施されました。

  本ウェビナーは英語で開催されましたが、7月20日(水)19:00(日本時間)から、日本語での説明会が開催されます。リンクから参加登録をお願い致します。
  本説明会では、日本ラウンド紹介ウェビナーの概要説明の他、申込方法、Mentoring、ウェビナー、GPUの貸し出し、大会に関連するすべてについてご質問いただけます。途中入室・退室は可能です。
   ミーティング登録 - Zoom

  ITU AI/ML in 5G Challengeは、5Gを含む将来のネットワークで、AI/MLを適用する際の問題に、協調的に対処するためのプラットフォームを提供することを目的としています。

  2021年に開催された第2回のチャレンジでは、82カ国から1600人を超える参加者が集まり、産学官がネットワーク上のAI/MLを利用して、現実世界で起きる問題の解決に取り組みました。
  なお、今年度の開催スポンサーは、韓国の科学ICT省(MSIT)とZTE(中国)です。

  AI/ML in 5G Challengeは、各課題単位で開催される選考会と各課題の選考された招待者による選考会「グランドチャレンジファイナル」で構成されます。なお本年度も、コロナ禍の影響を考慮してオンラインで開催予定です。

  ITUからのAI/ML in 5G Challengeに関するガイドライン では、ホストの課題ステートメントに対し、1人から4人のメンバーで構成されるチームが課題ステートメントを解決するソリューションを提案します。参加者はITUの193加盟国の個人であれば誰でも参加可能で、ITUまたはその他の組織のメンバーシップは必要ありません。

  本年度の日本ラウンドは、KDDIより「ML5G-PS-005:Network failure prediction on CNFs 5GC with Linux eBPF」と電子情報通信学会RISING研究会より「Ml5G-PS-006: Location Estimation Using RSSI of Wireless LAN in MloS Environment」の2つの課題が提示されています。他10課題(スペイン、米国、中国、LF Networking、ITU Focus Group-Autonomous Network)、 計12の課題の詳細はAI/ML in 5G Challenge - AI for GoodのHPでご確認下さい。

  なお、日本ラウンド以外の課題への参加も可能です。その際は、課題によりスケジュールが異なる場合がありますので、課題提供者のスケジュールをご確認ください。
  日本ラウンドのスケジュールは以下のとおりです。

  • 7/20:日本ラウンド紹介ウェビナー(日本語)
  • 9/21:提案書締め切り
  • 10/27 ~ 29:日本ラウンド選考会(電子情報通信学会RISING研究会主催、TTC後援)
  • 11/1:日本ラウンド審査結果発表 (1課題に対して3チーム選考)
  • 11/29 ~ 12/1:グランドチャレンジファイナル審査会
  • 12/14:グランドチャレンジファイナル審査結果発表

 課題毎の優秀チームに対して1,000CHF(スイスフラン)、グランドチャレンジファイナルの優秀チーム(金賞)には3,000CHF、準優秀チーム(銀賞)には2,000CHFの賞金が授与されます。
  優秀チームには賞金以外にも、証明書、インターンシップの機会や論文のジャーナルへの出版が可能となります。

  TTCでは、日本ラウンド審査結果発表後に各課題からの選考チームによる発表会と表彰を授与しております。今年度も開催予定ですのでご参加頂けたら幸いです。本チャレンジへの参加は、企業の若手研究者や大学生にとって、国内外の研究者との交流の場として、非常に良い経験をできる機会と思います。積極的な参加をお願い致します。

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2022 Japan challenge (network failure prediction & location estimation)

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